日本からの支援物資満載のチャーター機 武漢に到着
2020-01-29 19:31

 日本政府は28日夜,新型肺炎の感染拡大が進む武漢市に向けて,大量の支援物資を載せたチャーター便1機を羽田空港から出発させました.同機は29日未明に武漢市に到着しました.

 日本の報道によりますと,今回のチャーター機はボーイング767型旅客機で,日本側の政府関係者や医療関係者およそ10人が搭乗し,マスク,防護服などの支援物資を満載しているということです.

 また,ブルームバーグニュースは「今回の支援活動は日本国際協力機構(JICA)が担当するもので,支援物資にはマスクや防護服のほか,防護眼鏡,手袋なども含まれている.今のところJICA側から物資の詳細や金額の発表はされていない」と報じています.

 これを受けて,中国の微博(ウェイボー)などのSNSでは,ネットユーザーたちから日本に感謝する」「災いとの戦いに国境はない」「災いは,光り輝く人間性を映し出す鏡でもある」「この恩を忘れてはならないといった感謝の言葉が投稿され続けています.

 なお,このチャーター機は,復路では武漢市から帰国を希望する日本人およそ200人を乗せて武漢を離れ,羽田空港に向かうことになっています.(Lin,謙)

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