李克強総理がワクチンサミット出席「中国は新型コロナワクチン開発の難関攻略を急ぐ」
2020-06-05 14:23

李克強総理は4日夜にオンラインで開催された「グローバル・ワクチン・サミット」でスピーチを行った.新華社が伝えた.

李総理は「感染症がいまだ収束せず,試練が依然として厳しい状況にある中,ワクチンはウイルスの侵襲を防ぎ止める力強い盾だ.中国は引き続きワクチン開発の統合的計画などの面で世界保健機関(WHO)が中心的役割を発揮することを支持し,ワクチンセンターの臨床試験と研究開発の成果の早期承認・臨床使用を推し進め,世界に安全で有効かつ高品質のグローバル公共財を提供し,ワクチンの途上国におけるアクセシビリティとアフォーダビリティの実現のために貢献する」と表明.

「中国は現在,新型コロナウイルスのワクチン・治療薬・検査試薬研究の難関攻略を急いでいる.中国はワクチン開発の国際協力を重視しており,先般EU等が発起した新型コロナウイルス感染症対策の国際寄付総会に参加した.引き続き各者と協力を強化していきたい.GAVIアライアンスは中国と良好な協力を保ち続けており,以前中国側のワクチン接種と国際的応用を支えるために出資した.今回の新型コロナウイルス感染症の流行という試練を前に,中国政府はGAVIアライアンスの資金調達のために寄付を行い,中国の研究機関やワクチン生産企業とアライアンスの協力強化を促し,ワクチンの普及においてGAVIアライアンスが重要な役割を発揮することを支持したい.我々は同舟相救い,手を携えて1日も早く感染症に打ち勝ちたい」と強調した.

 

「人民網日本語版」202065

Suggest to a friend:   
Print