駐名古屋総領事劉暁軍「中日新聞」に署名入り文章を寄稿
2020/03/31

 

    2020年3月29日、駐名古屋総領事劉暁軍は「中日新聞」に「国境なき助け合いで」をテーマに署名入り文章を寄稿した。全文は以下の通りです。

    三月十二日、中国国家衛生健康委員会は「中国での新型コロナウイルス新規感染者数が連日減少し、感染状況が全体的に安定しており、国内では流行のピークが過ぎた」と発表しました。感染が報告されて以来、国民の安全と健康を最優先課題とし、習近平国家主席の強いリーダーシップの下、中国政府は力強い措置を迅速に講じました。

    日本を含む国際社会からの支援とエールを胸に、中国人が一丸となってそれぞれの役割を果たしてきました。努力が水の泡にならず、やっと実り始めています。全体はよい方向に向かっているものの、最終的な勝利を迎えるまで、気を抜かずに戦っていきます。

    人々の日常生活の早期回復を目指し、損失を最小限に抑えるよう、徹底した感染対策に加え、生産活動の再開も着々と進めており、二○二○年度の経済目標の達成に向けて努力していきます。

    世界の感染拡大が続く中、私たちはそのつらさを痛切に感じています。「一滴の水をもらったら、湧水にして恩に報いる」。中国の医療物資が不足な時期に、愛知県内や岐阜県内などの各自治体、愛知県日中友好協会などの友好団体、トヨタ自動車をはじめとする企業など、中部地域からの貴重なご支援を一つ一つ心に刻み付けています。そして今、日本が同じ試練に直面している時、私たちはできる限りの支援を提供し、ともに立ち向かおうと決心しています。

    これまで、検査キット・マスク・防護服などの医療物資を日本に届けさせていただきました。人類は運命を共にします。一衣帯水の隣国として、助け合いがさらなる意味を持ちます。総領事館としても、微力ながら、引き続き全力を尽くしていきます。

    「花の陰赤の他人はなかりけり」。桜満開の春がやがて来ます。ウイルスには必ず勝ちます。世界中で終息を迎え、一日も早く元気な笑顔を見られることを期待しています。

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