2017年1月19日、中国駐名古屋総領事館が2017年華僑華人新春レセプションを開催し、日本中部地区の華僑華人、中国系企業、留学生等約300名が出席した。
鄧偉総領事はまず華僑華人達に挨拶をし、更に次のように述べた。2016年我が国は新たな創造、協調、エコ、開放、共有という発展理念を実行し、小康社会の建設を加速させ、“十三五(第十三回五カ年計画)”の幸先よいスタートを切り、経済成長率は引き続き世界の先頭に立った。複雑で変化の多い国際情勢と向き合い、中国外交は積極的に領土主権及び海洋権益を守り、平和、発展、協力、互恵という時代の趨勢に順応し進取していった。さらに積極的に国際的事務に参与し、国際的影響力を更に強め世界の平和と安全を守る為重要な役割を果たしている。2016年は中日関係改善の過程においてとても重要な一年であり、習近平国家主席と安倍晋三首相がG20杭州サミットとペルーAPECサミットにおいて会見と接触では、両国関係のプラスな面を拡大させ、マイナスな面を抑え、両国関係の安定改善と発展に尽力するという共通の認識を得た。今年は中日国交正常化45周年であり、両国関係は改善へ向かう重要なチャンスに直面し、中日地方民間友好交流を深めるのに重要な意義を持つ。“名古屋中国春節祭”はこの為に良い舞台を提供した。第十一回“名古屋中国春節祭”は開催規模、来場人数、組織レベル、メディア宣伝等多方面で新記録を打ち出した。執行委員会委員は誠意をもって団結一致、困難を克服し、イベントの円満成功を確実なものにした。第十一回“名古屋中国春節祭”は2017年初の中日民間交流の大型イベントとして、中日国交正常化45周年を記念する良いスタートを切った。
“名古屋春節祭”執行委員会委員長鄭興氏、愛知華僑華人総会会長趙良行氏がそれぞれ華橋華人の代表として挨拶し、祖国政府と駐名古屋総領事館のこの一年の間、地元華僑に対する支援と配慮に感謝を述べ、続けて、祖国の新たな発展は海外の華僑達にとっての誇りであり、地元での生活はより尊厳さを増すだろう。第十一回”名古屋中国春節祭”は駐名古屋総領事館の多大な支援と、地元華僑華人界との努力により成功を収めた。新たな一年に、中部華僑華人は団結し、力を尽くし、第十二回”名古屋中国春節祭”に向け準備し中華民族の偉大な復興と中日友好促進の実現の為に貢献していきたい。
レセプションは熱気とめでたい雰囲気の中行われ、華僑華人芸術家と留学生達による優美な歌舞と素晴らしい楽器演奏が披露された。会場は喜ばしく穏やかな雰囲気に満ち溢れていた。